2012年4月27日金曜日

ちょっとした変化

店頭で元気に泳いでいる “REAL厳選紅龍リアルレッド with CongKu” の50cm個体

本日、水換えの際に上から覗き込むと・・・
数日前とは明らかな変化が感じられましたので画像に収めてみました。



以前から背中の鱗框(外側・外周)はリング状に色付いていたのですが、ここ数日で背中の鱗底(鱗の内側)が真っ青になってきました。

以前に掲載した動画で蛍光灯に照らし出されて青く輝いているインドネシアでの映像がありましたが、
今回は水換えで蛍光灯を除けた状態でもハッキリわかる “素の輝き” が確認できました。

鋭い光沢を放つ部分=いずれ発色する部分

常識的な事ですが、背中もそれが当てはまると思います。
という事は・・・この個体、背中も鱗の生え際まで赤くなるという事。



このアップ画像がわかりやすいかと。。。

光っている下(表現がおかしいか?)から赤い色素が表面に上がり始めているのが確認できます。
鱗の筋模様を伝って鱗の表面に出てきているのがハッキリわかりますね。

これぞCongKu産の最大ポイント “フルボディー” と呼ばれる鱗底まで赤く染まるベタ赤の特徴で、
背中の下(5列目)は、半分以上がベタ赤になりはじめています。鱗底はまだ真っ青ですが背中もこのペースで色乗りしてきます。

将来的に5列目も鱗の生え際まで赤で埋め尽くされるので、この青さは発色途中の一時的な色合いであり、決して藍底紅龍ではありません。



こちらはライトをつけてフラッシュ強めで撮影したので実際より色が薄く見えますが、頭に注目!
地肌の色ではありません。光沢が・・・

この個体、まだ生後2歳8ヶ月!第一発色途中!!
いわゆる一般的に輸入されるアロワナで大多数を占める15cmサイズの個体をお客様が購入、
そこから2年ほど飼育したという感じですね。

今後、第二発色へと移行し、色が濃くなりながら面積を増す時期を迎えます。
この個体が真のベタ赤フルボディーになるのは(完成される)あと2~3年が必要ですが、その間も
今回の背中・頭部のような細かい変化を楽しみながら飼育していきたいですね。

REALが扱う紅龍は、ちょっと違いますよ。ベビーにしても違いを感じて頂けると思います。

CongKuとは当店REALが独占的に輸入しているインドネシア・カリマンタン島のアロワナトレーダーです。
CongKu産は明らかな特徴がある個体群ですのでスモールファーム・他ファーム産とは区別しております。

この様なベタ赤フルボディー血統の厳選紅龍リアルレッド、少数在庫あります。